今月のメッセージ
平成30年3月1日
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション
やわらかな日差しがうれしい季節になりましたね。
未曾有の災害となった東日本大震災から、今年で7年が過ぎました。
昨年、福島県出身の立命館大学准教授の
開沼氏は、福島出身者としての目線から、福島第一原子力発電所の事故以降の事故の収束や復興状況など、
今の「福島の現状」について研究をされています。
大震災以降、「
報道番組では語られ続けてきましたが、福島の現状について、
勝手なイメージがついてしまっている点を指摘されていました。
例えば、福島県外に避難して、暮らしている人の割合は?と聞かれたら、どれぐらいだと思いますか?
平成26年に行われた全国の意識調査の回答平均値は25%でしたが、現実は1.7%、
福島県の人口約200万人のうち3.5万人で、全国の回答平均値と10倍の差がありました。
3.5万人だから良いということではありませんが、それだけ、現実と福島に対するイメージが、
かけ離れているということです。
また、福島県内でつくられるお米は、すべて放射線の検査が行われていますが、
法律の基準値を超えるお米は、年間約1000万袋のうち、平成24年から26年の累計で、
約100袋ほどであり、平成27年以降はまったく出ていないのだそうです。
福島県は、一歩一歩、復興に向かって進んでいます。正しい目で福島をみることが、
最大の福島支援であり、福島第一原子力発電所事故の教訓を活かすことになるのではないでしょうか?
大震災から7年を迎え、一生懸命、復興を目指している福島県民のみなさまに、
新ためてエールを送りたいですね。
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」では、低炭素社会実現にむけて、
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・「READY!」(毎週月曜日 8:25~8:27)
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