令和7年9月1日
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション
まだまだ残暑が厳しい日が続いていまね。
今年の夏は、猛暑日が続き、長時間エアコンを使用するご家庭も多かったのではないでしょうか。そして、気になったのが電気代のことであり、節電についても、様々なことに取り組まれたことと思います。
さて、生成AIの急速な進化などにより、ここ数年でAIの普及が一気に進みましたね。私たちの便利な生活を支えているAIですが、実はAIが使われるほど、多くの電力が消費されていることはご存知でしょうか。
今後、データーセンターの拡大や半導体需要の増加に伴い、電力需要の増加が見込まれ、安定した電力供給が必要となります。
日本は、石油や天然ガスなどの化石燃料に乏しく、エネルギー自給率は、12.6%と先進国の中でも極めて低く、そのほとんどを海外に依存しています。
このため日本のエネルギー政策は、安全性を大前提として、安定的な供給、経済性の確保、そして環境に配慮した「S+3Eの原則」に基づき、安定供給と脱炭素を両立することを目指しており、再生可能エネルギーの導入を進めながら、火力、原子力など、それぞれの特性を活用した「エネルギーミックス」を進めていくことが重要となります。
エネルギーや環境については、一人一人が自らの問題として捉え考えていただくことが大切であると考えます。そこで、21世紀のエネルギーを考える会・みえが実施する見学会や講演会等に参加いただき、これからのエネルギーや環境について、一緒に考えてみませんか。
(9月1日、4日、8日、11日、15日、18日) (公募見学会インフォメーション)
その事業の一環として、当会では、10月15日水曜日に長良川水力発電所の見学会を計画しています。この水力発電所は、明治時代から電気を送り続けており、自然の地形を利用した流し込み方式のダムを持たない水路式の発電所で、明治時代の面影を残す赤レンガ造りの美しい建物として「登録有形文化財」に登録されるとともに、経済産業省から「近代化産業遺産」に認定されています。
申込方法等の詳しい内容については、当会にお問い合わせいただくか、当会のホームページをご覧ください。
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーションでした。
- このメッセージはレディオキューブ(三重エフエム放送株式会社)にて下記の時間帯で放送しております。
・「Pick up On Mie ~POMie!(ポミー)~」(毎週月曜日 8:25~8:27)
・「つながるジカン」(毎週木曜日 17:47~17:49)