令和7年10月1日
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション
厳しい暑さが続きましたが、10月に入り暑さも和らぎ秋らしい季節となりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は、猛暑が続きご家庭のエアコンもフル稼働の日々か続いたのではないでしょうか。
日本のエネルギーの歴史を振り返ってみますと、江戸時代の「薪や炭」の時代から明治の近代化時代は「石炭」に、大正時代は「水力」、そして昭和に入ると「石油」の時代となりました。
その後、2度にわたるオイルショックを経験したわが国は、石油代替エネルギーとして原子力の導入を行い、日本のエネルギーの安定化を図ってきましたが、東日本大震災後の国のエネルギー政策の見直しにより太陽光や風力といった再生可能エネルギーとともにLNGなどが現在では主なエネルギーとなっています。
こうした中、本年閣議決定された第7次エネルギー基本計画では、エネルギーの安定供給と経済成長、脱炭素のバランスを確保する方針を掲げ、エネルギーの安定供給と脱炭素を両立する観点から、再生可能エネルギーや原子力などエネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源を最大限活用していくことが示されました。
周囲を海で囲まれるなど地理的制約を抱え、エネルギー資源に乏しいわが国は、世界のエネルギーを取り巻く厳しい情勢から、日本のエネルギー安全保障を確保するためには、安全性を大前提として、「安定供給」「経済効率性」「環境適合」のS+3Eを達成することが必要であり、そのためには、再生可能エネルギーや原子力、火力といった、それぞれの特性を活かしたエネルギーを組み合わせることが重要であると考えます。
そこで、県民の皆様には、「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」が実施する講演会などに、ぜひご参加いただき、これからのエネルギーや気候変動などの環境について、私たちと一緒に考えてみませんか。
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーションでした。
- このメッセージはレディオキューブ(三重エフエム放送株式会社)にて下記の時間帯で放送しております。
・「Pick up On Mie ~POMie!(ポミー)~」(毎週月曜日 8:25~8:27)
・「つながるジカン」(毎週木曜日 17:47~17:49)