令和6年8月1日
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーション
厳しい暑さが続いていますね。いかがお過ごしですか。
熱中症には、十分注意していただきたいと思います。
熱中症対策としては、冷房は欠かせませんが、家庭内の消費電力の削減のためにはエアコンを上手に使用して、省エネルギーに努めていただくことも必要です。
「省エネルギー」と聞くと、我慢して使用量を減らすことをイメージされる方も多いかもしれませんが、本来の「省エネルギー」とは、エネルギーを無駄なく効率的に活用することです。
では、家庭内でできることは何でしょう。
夏の省エネルギーでは、この時期どの家電よりも多くの電力を使用している「冷房」から始めてみると効果的です。例えば室内の冷やしすぎに注意して、無理のない範囲で室内の温度を、26℃から2℃上げると、約5パーセントの省エネ効果があります。
また、目詰まりしたフィルターを清掃すると、約2パーセントの省エネ効果となります。
この他、リビングなどの部屋の明るさを下げると、省エネ効果は約2%、不要な照明を消すことで約1.5%の省エネ効果があるといわれております。
わが国は、化石資源のほとんどを海外からの輸入に依存していますが、中東地域などの武力衝突の影響により、エネルギーを取り巻く環境は、大変厳しい現状にあります。
経済活動や日常生活に欠かせないエネルギー。この夏は、熱中症対策として、適切な室温管理や水分補給をしっかり行い、無理のない範囲で身近なことから省エネルギーに取り組んでみませんか。
「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」インフォメーションでした。
- このメッセージはレディオキューブ(三重エフエム放送株式会社)にて下記の時間帯で放送しております。
・「READY!」(毎週月曜日 8:25~8:27)
・「EVENINGCOASTER」(毎週木曜日 17:48~17:50)