平成26年11月13日(木)~14日(金)に、三菱重工業(株)長崎造船所本工場、国立大学法人 九州大学水素 エネルギー国際研究センター、北九州エコタウンを25名が視察しました。
長崎造船所本工場では、液化天然ガス(LNG)を海上輸送するための船舶の建設現場を見学しました。LNGとは、メタンを主成分とする天然ガスをマイナス約160℃に冷却・液化したもので、体積が約600分の1になるため大量輸送と貯蔵が可能となります。また、海外からタンカーで運ばれてきたLNGは、基地内にある6つのタンクで貯蔵されていました。火力のなかでも二酸化炭素の排出量が比較的少ないLNGの比率が高まっており、日本の電力の安定供給のために欠かせないLNGとのことでした。
2日目の九州大学水素エネルギー国際研究センターでは、燃料電池を核にした水素社会実現を目指して技術研究が行われており、水素ステーションや、水素燃料電池の説明を受け、北九州エコタウンでは、大型風力発電を見学しました。