令和6年6月5日、令和6年度総会を津市羽所町のアスト津にて開催し、会員ら約280名が出席した。メイン会場に入りきれなかった参加者はサテライト会場で中継を見守った。
冒頭あいさつした小林会長は、「2050年に向けたカーボンニュートラルの達成とエネルギーの安定供給を図るには、安全性を前提に「安定性」「経済性」「環境」の「S+3E」に配慮したバランスのとれたエネルギーを組み合わせることが最も重要。エネルギー資源に乏しい日本で一つのエネルギー源に頼るのではなく、再生可能エネルギーや火力、原子力などをバランスよく組み合わせそれぞれの特性を最大限活用したエネルギーミックスを進めていくべき」と話され、エネルギーと環境問題について、今一度、冷静な視点で自らの問題と捉え、考え、行動していただくよう呼びかけた。
<小林会長あいさつ>
<中窪 浩美 中部経済産業局 電源開発調整官>
<稲垣 昭義 三重県議会議長>
議事では昨年度の事業報告や本年度の事業計画など8議案を審議した。(令和6年度の事業計画はこちら)
また、脱炭素社会の早期実現に向けた施策の積極的な推進を県や国などに要望する声明書を満場一致で承認した。(声明書はこちら)
<総会会場の様子>
<サテライト会場の様子>
総会後は慶應義塾大学総合政策学部教授の廣瀨陽子氏による記念講演「世界情勢と日本の将来」を開催した。
<講演する廣瀬 陽子氏>